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FesにあるLunburgのアトリエ全景。白衣の熟練職人が各作業台で働き、木型、大理石板、Rempliage用ハンマー、伝統的な革細工道具に囲まれています。12世紀にわたるFassiの高級革製品づくりの技を継承する場。

Lunburgアトリエの物語

十二世紀にわたるフェズの上質な革の手仕事を受け継ぐ、二代目の家族経営企業

一つの都市に根ざす技が世界から失われるのを防ぐこと。それが、私たちの使命です。

フェズの高級革製品の手仕事。王朝の都フェズで、十二世紀にわたる王室からの依頼を通して磨かれた革工芸の遺産です。その技法は複雑を極め、ほかの場所にはほとんど存在しません。

Lunburg Opusブリーフケースのハンドル取り付け部と背面差し込みポケットの接写。革目が外側から内側へ途切れずに続くRempliageの折り込み仕上げ。植物タンニンなめしのPerpetual Leatherと316Lステンレススチール金具。

その一つが、Rempliage(革端を薄く漉き、内側へ折り込む手仕上げ)の技です。革端を折り込んで立体をつくるこの技法には、幾何学への精通が必要です。今、その知識を携える熟練職人は、世界でもわずかしかいません。

「何も手を打たなければ、今の世代の熟練職人が最後になるかもしれません。」

Lunburgは1968年から続く家族のアトリエです。世界が静かに忘れてきた革の手仕事の水準を、もう一度伝えることに力を注いでいます。

Lunburgのアトリエで、大理石板の上のforme en bois(木型)に革を組み付ける熟練職人の手。そばに伝統的な道具を置き、植物タンニンなめしのPerpetual LeatherにRempliageの折り込み仕上げを施す様子。

フェズでも特に優れた熟練職人を一つのアトリエに集め、流行に左右されない機能的なデザインを形にします。世代を超える耐久性を設計に組み込み、最上の原材料で仕立てることによって、この使命を果たします。

利益の四十パーセントを、手仕事の保存と継承に直接還元しています。

Fesのアトリエの作業台で、熟練職人たちと革の試作品を確かめるLunburg創業者Amien Marghich。木型、型紙、伝統的な道具が並び、窓からの自然光が作業場を照らしています。

Lunburgを率いるAmien Marghichは、オランダとモロッコにルーツを持つ起業家です。フェズのなめし場やアトリエに囲まれて育ち、技術分野で十五年にわたる国際的なキャリアを築きました。そして、失われつつあるものが単なる伝統ではなく、極めて洗練された機能の芸術であると気付いたとき、故郷へ戻りました。

手仕事の内側にいながら、ファッションの外側にいる。その立場が、私たちの方向性を定めています。流行ではなく技術を、季節ではなく永続性を重視します。

「所有することが、支えることになる。」

Lunburgの品物を手にすることは、この取り組みに加わることです。お客様からのご依頼は、代々の王室の注文を通して磨かれ、十二世紀にわたり蓄積された技を、私たちの世代で終わらせないための支えになります。

名前に込めたもの

Lun:再生の象徴である三日月。
Burg:長く残るために築かれる砦。

二つの言葉の結び付きに、創業の考えがあります。東洋と西洋を、対立するものではなく協働するものとして捉えること。一方の伝統が持つ最上の原材料と工学的な精度を、もう一方の十二世紀にわたる王室の手仕事と結び付けます。

私たちの物語について、よくあるご質問