
シボ革とは — 特徴と、本革かどうかの見分け方
シボ革は、細かな石畳のような丸い凹凸が表面にある革です。擦れや傷を目立ちにくくし、手にしっかりとした感触を伝えるため、バッグによく使われます。
その凹凸には、天然のものと型押しのものがあります。市場のシボ革のほとんどは型押しです。その見分け方が、このページで最も役立つ情報です。
シボ革とは
シボ革は、ペブルグレインとも呼ばれ、表面に小さな丸い盛り上がりが規則的に並ぶ革です。そのため表面には、一つではなく二つの高さがあります。
使われる理由は、まさにそこにあります。シボのある表面は、滑らかな表面より長持ちするのではありません。摩耗が目立ちにくいのです。バッグが机や車のドアに触れると、接触するのは凸部の頂点で、間の低い部分にはほとんど触れません。滑らかな表面なら一本のはっきりした線になる傷も、凸部に短く分散するため、目には損傷ではなく質感の一部として映ります。
下の革は同じ速さで摩耗しています。ただ、それが見えにくいということです。
シボは表面の質感を説明する言葉です。それだけでは、原皮のどの層を使ったか、動物のどの部位かはわかりません。
シボの生まれ方:天然と型押し
天然。もともとシボを持つ原皮もあります。不規則で、パネルの中でも大きさが異なり、同じ部分は二つとありません。
型押し。はるかに多いのは、エンボス加工で付けたシボです。模様のある加熱した版やローラーの下に革を通し、表面へ模様を定着させます。
どちらも偽りではなく、型押しは優れた革にも使われる正当な技法です。ただし性質は異なり、簡単に見分ける方法があります。
繰り返しを探します。型押しの模様は版から生まれ、版のデザインには限りがあるため、パネル上で一定の間隔で繰り返します。天然のシボに繰り返しはありません。大きなパネルに斜めから光を当て、意識して見れば、通常は繰り返しが見つかります。
大きさにも注目します。天然のシボは、原皮自体の変化に伴って、一枚の中でも細かい部分と粗い部分があります。型押しの模様は、天然の銀面なら変化する部位でも、押した場所全体で同じ大きさです。
どちらも、同じことを別の角度から見ています。版は均一ですが、動物は均一ではありません。
サフィアーノも同じ技法で作られます。シボではなく、細かな格子模様の版を使います。型が違うだけで、工程は同じです。
| 天然のシボ | 型押しのシボ | サフィアーノ | |
|---|---|---|---|
| 模様の由来 | 原皮そのもの | 加熱した版 | 加熱した版 |
| パネル内での繰り返し | ない | ある | 規則的な格子模様として繰り返す |
| 均一性 | 変化する | 均一 | 非常に均一 |
| 修正した表面にも施せるか | できない | できる | できる |
リファインドペブル、ポリッシュドペブルなどの名称
シボ革に付けられる名称の中には、素材の説明ではなく、業界や各社独自の呼び名で、売り手をまたいで比較できないものがあります。
「リファインドペブル」や「ポリッシュドペブル」がこれに当たります。売り手が名付けた特定の外観を示し、一般的には、より細かい、または平らなシボに、ある程度の艶を加えたものです。どちらもグレードではなく、下にある原皮の層も示しません。
革の用語にある「リファインドグレイン」と同じで、技術的に聞こえる言葉が説明の役割を代わりに果たしています。どの層か、どの部位か、どの仕上げかを尋ねてください。
シボ革は本物の革か
基材が原皮なら本革です。また、シボは画像として印刷されているのではなく、表面に実際に存在するという意味で本物です。
本当に知りたいのは、その凹凸が動物本来のものかどうかでしょう。市場のシボ革の大半について、率直な答えは「型押し」です。だから偽物なのではなく、仕上げを施した革なのです。
シボ模様は、革をまったく含まないコーティング生地にも広く使われています。一般的な説明より、両者の見分けは難しいものです。現代のマイクロファイバー系合成素材は不織布を基材とし、断面も繊維状に見えるため、断面だけでは判断できません。
他にどれだけ手がかりがあるかは、仕上げ次第です。薄い仕上げやアニリン仕上げのシボ革なら、原皮には違いがあり合成素材のロールにはないため、パネル間のばらつきを読み取れます。表面には匂いも残ります。厚い顔料仕上げのシボ革では、どちらも読み取れません。コーティングが違いを覆い、匂いを閉じ込めるため、手がかりがほとんど残らないのです。
いずれの場合も重さは手がかりになりますし、革の名前を明示する売り手も助けになります。それ以上について、全面をコーティングした表面では、違いは目に見えるものではなく下の基材にある、というのが率直な答えです。
シボ革は良い革か、使うとどう変わるか
バッグにとって、シボ革は確かに実用的な選択です。理由は先ほどのとおり、凸部の頂点が接触を受け、模様が跡を分散させるため、滑らかな表面より擦れや傷がずっと目立ちにくいからです。
得られる利点を、正確に捉えることが大切です。革の耐久性が上がるわけでも、仕上げが強くなるわけでもありません。得られるのは、跡のないように見える状態が長く続くことです。寿命が延びるのとは別でも、毎日持つバッグでは大きな価値があります。
一方、研磨して修正した表面にも型押しを施せるため、シボはその事実も隠します。シボ仕上げだけでは下の素材について何もわからず、それこそが、優れた革にも並の革にも使われる理由です。
曖昧さを取り除くのは、いつもの四つの問いです。原皮のどの層か。動物のどの部位から切り出したか。ベリーのパネルは、シボがあっても滑らかなものと同じようにたるむからです。数週間かける植物タンニンか、一日で行うクロムか、なめし方は何か。そして仕上げは何か。型押しして封じた表面には、下が何であれ、それ自体が育つ性質はありません。
シボ革のお手入れ
- 拭く前に、柔らかいブラシで凹部のほこりを落とします。低い部分にはほこりがたまり、そこで摩擦を起こします。
- ごくわずかに湿らせた布で、凹凸に逆らってこすらず、質感に沿って拭きます。
- 熱を避けて乾かします。
- コンディショナーは少量を布でなじませ、凹部にたまらないようにします。
- アニリンレザーの場合、凸部から先に色が深まり、艶が出てきます。
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